数年前まで千葉ロッテマリーンズの選手でしたが、
現在10名ほどのスタッフを抱える山室公志郎社長。
僕が初めて山室社長を見たのはTBSのバースデイという番組でした。
山室社長は当時、所属球団から戦力外を受け、
家族を持つ男としての苦悩の日々が番組内で描かれていました。
それから間もなくして私は知人の紹介で山室社長と出会うことに。
サポートをさせて頂いてから現在に至るまで、思い返してみると、
山室社長に出会わなければ、『出会うことが出来なかった人』は非常に多く、
山室社長がきっかけで、私は凄く沢山の出会いを頂きました。
本日は私の知人(元独立リーグ出身)のバイト面接を
墨田区の弊社カフェで山室社長が行ってくれました。
個人的には面接とは別に、
山室社長の『戦力外後の 仕事経歴 談』が欲しくて質問攻めに(笑)
ま~おもしろかったですよ。
山室社長のハングリー精神の次元の違いにバイトの子は絶句(笑)
これ余談ですが、山室社長は戦力外後まもなく家族を養う為『とび職』をしたそうです。
ちなみに高所は得意では無いそうです。
家族を養う為でも俺は『とび』は無理かな。。(笑)
高所恐怖症の自分からしたら、尊敬でしかない。
バイト希望の子は野球を卒業して社会人1年生。
そんな1年生は
『今後何をしたらいいか分からない』
今日はそんな状況。
そんな1年生に響いた山室社長の言葉がこれ!!
自分もそうだったが、1年生で何も出来ないのに
『今後何をしたらいいか』
と選ぼうとする。
まずこれが間違い。
ではなく、『自分には何が出来るか』
そう考える事で道は開けると思う
何も出来ないうちから選ぶなんて違うと思う。
響きましたね。
例えば、サッカーが得意 で 野球が苦手 な少年が、
『将来、サッカー選手になろうか? それとも野球選手になろうか?』って選びませんよね。
野球は苦手で野球の武器は無いんだから、野球はそもそも選択肢にないはず。
これ『野球界あるある』だと思うけど、
野球を卒業した社会人1年生は、
そもそも自分に『社会人としての武器が無い』ことに気づくことが先で、
それに気づけた奴はやっとスタートラインにたてる。
野球エリート(レベルに幅あり)でずっときてると
『勘違い』して社会人としての武器があると錯覚してしまう。
野球界のセカンドキャリア問題の一つは絶対にここ。
まずは社会人として『自分には何が出来るか』と、
自分の武器を見つけそして武器を育てることが先。
そうすれば謙虚にもなれるし一生懸命にもなれる。
山室社長の言葉をきっかけに1年生には是非頑張ってほしいですね。
最後におもしろい話。
さんざん社会人1年生の話をしてきましたが、
まだ1年生にもなってない
現役の選手で、
社会人としての最強の武器を兼ねそろえた人のお話を
また別機会にゆっくり綴ります。
まーびっくりしますよ。
お楽しみに。