2016年7月9日、由規投手の右肩故障による5年ぶりの1軍復帰登板戦。
私は彼が約5年もの間、右肩痛でもがき苦しんだ日々の一部の時間を共有させて頂きました。
不動産屋として彼と2012年に知り合い、サポートをさせて頂き、また私が個人的に企画したチャリティ野球教室では私の故郷大分に2年連続でご参加くださいました。
彼の人間性の素晴らしさは有名ですが、近くに居るとそれは人柄と共に伝わってきます。
今から約2年程さかのぼりますが、2016年7月9日の記念すべき神宮球場での復帰試合の前夜に、彼のお父さんから電話を頂きました。
『辻本君、ようやくこの日を迎えられるよ。我々が辛いときに支えてくれて本当にありがとうな』
電話越しにお互い高ぶるものを感じた記憶があります。
お父さんからはそうは言っていただきましたが、正直なところ、支えて頂いたのは私の方なんですけどね。
チャリティ野球教室の際もその名の通りチャリティなので由規さんは『ノーギャラ』です。
普通、プロ野球選手は大事なオフの期間ノーギャラの企画で大分まで行きませんよ。
しかも、大分の野球少年たちの為に沢山のグッズをお父さんに多数無料提供して頂いたりと、、、
【チャリティ野球教室の様子】http://s-limit.co.jp/charity/
お父さんは最後にこうも言ってくれました。
『我々が辛いときにお世話になった方々を明日の試合にご招待するので、辻本ファミリーにもぜひ来てほしい』と、そう言ってくださったのです。
それはもう感動ものだし、お父さんや佐藤家の皆さんの人間力の高さを痛感しますよね。
人として、お父さんの行動は非常に勉強になりましたし、更に僕に出来るサポートがあれば精一杯させて頂きたいと、そう強く思いますよね。
そんな素敵な佐藤家の皆さんとのストーリーはまだ沢山ありますが、本当に感謝でしかありません。
東京ヤクルトスワローズ、由規投手の応援、野球好きでない方も、是非ひいき目にして頂けると嬉しいです。どうぞよろしくお願いします。