【炭谷銀仁朗選手】
プロ野球12球団 労働組合 日本プロ野球選手会 第9代会長。
先日仙台遠征の為、一緒に東京駅へ。
銀さんに出会い、かれこれ7年のお付き合いです。
勿論きっかけは不動産のサポートでした。
ここ数年は野球以外の相談を受ける事が多く、
いつも打ち合わせは、『おしゃれカフェ』で、
と言いたいとこですが...
2人のキャラ通り『昭和風喫茶店』での打ち合わせがメイン。
でもこの日はシーズン中で忙しい銀さんなので、
移動中の車内で打ち合わせを行いました。
議題は社会貢献活動。
今、炭谷さんは私の独立リーグの後輩を『運転手』として雇用をして下さっています。
正直、雇用主の立場からすると、
30歳手前まで野球しかしてなく、社会知識が全くない人間を雇用する事はギャンブルなんです。
これは私も経験済みなんでハッキリ断言します。
ギャンブルなんです。
しかもプロの世界に行き、何かを成し遂げた人間はまだ良いです。
独立リーグ上がりの中途半端で成し遂げられてないタイプに限って鼻が伸びてます。
(勿論、私も鼻が伸びてましたので周りの皆さんに『バキッ』と折って頂きました。)
しかし炭谷さんは、私にこう断言しました。
『ギャンブルかもしれんけど、その人間を変えたったら良いんでしょ。』
以上でしたね。
炭谷銀仁朗という人間はこんな男気のある男なんです。
そして、私の独立リーグの後輩に、こうも理解を示してくれました。
雇い入れた子が、この先運転手しかできないのは酷。
そう教育をするのではなく、
運転手をしながらその他の社会経験を積んでスキルアップしてほしい。
まさに『的を得た考え』とはこういう事でしょう。
では、『私に出来る事は何か?』を考えたとき、
私が『周りの大切な方々から頂いた、スキルや思考』を活かし
独立リーグの後輩と一緒に私も成長をしなければいけないと思いました。
まずは炭谷銀仁朗選手の運転手を優先に業務遂行してもらい、
空き時間は私の会社とも関わり、色んな事を学んでもらいます。
そして私も学びます。
そして最終的には、将来、炭谷銀仁朗選手も困る時が必ずやってきます。
その時に運転手の後輩が、
炭谷さんに『キラーパス』を出せる人間になっていれば最高じゃないですか。
私も『楽ではない選択』をしましたが、これからの楽しみができました。